妊娠中の女性は体調管理も難しいですよね。会社としても職場の同僚もサポートしながら、という感じでしょうか。未だに妊婦社員へのマタハラや退職強要などの問題は多いようですが。時々起こる逆マタ(笑)
体調が悪い妊婦さんですよね
ある妊娠中の女性はつわりが酷く、そんな中頑張って出勤していました。当然周囲は無理しない様にと声を掛けます。早退遅刻のオンパレードでも勿論仕方の無い事です。
彼女は部署内である係を2人で担当していました。当然同じ担当の派遣社員への負担が大きくなんとか業務をこなしていました。このような場合は上層部の配慮にも問題がありましたね。
派遣社員は出来るだけ自分が仕事をやるようにしました。妊婦さんはデスクワークが主となります。そこまでは良かったのですが、スマホをいじったりネットサーフィンしたり他の社員と談笑で時間の大半が過ぎています。アレ?体調悪いんだよね?と疑う程に。休みも取れず誰に怒りをぶつけたらいいのかわからない派遣社員。
これには同じ部署内の女性陣が静かな怒りの火が灯ります。
やって来た派遣さんが優秀
産休に入ってから、1人きりの派遣社員さんは精神の限界となり、補充要員としてもう1名派遣社員さんが来ました。飲み込みも早く難易度の高い資格も所持、コミュ力もありキャリアも申し分ありません。2人でどんどん作業をマスターし問題点を洗い出し効率化しました。半年後、ダブル派遣社員のコンビは部長の肝いりで正社員となります。「頑張ってたし良かったね!」と周囲は一緒になって喜んだようです。
育休明けたら…ポストはあるけど居場所が無い
産休明けの女性のほうはというと、担当歴が長い自分が必要になるはずと元の係への復帰を疑いませんでした。しかし彼女が持つのは「経験」であり「知識」ではないのです。自分の立場にあぐらをかいていたのかもしれません。
復帰後言い渡されたのは『部署内の以前行っていた別の担当』でした。そちらの方が子育てにも対応できるという配慮からです。休みやすく、給与も変わりません。ただし、そこには産休前に遊んでいた時期の彼女を良く思わない女性陣の集団がいます。
全くサボらない規則正しい社員に
半年もサボっていた(ように見える)姿を見せつけられた皆の目は厳しいです。彼女におのずと視線が向かいます。今では規則正しく効率よく無駄な話をせず同僚達と一緒に仕事をしています。
適材適所ってこういうことでしょうか。
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