社会人になりたてたの頃は親のフォローは煩わしくも有難いものです。それが30代まで続いていたらできればうまく利用して隠すか、しっかり精神的にも独立したいと考えるのでは私個人の思いです。これはすべて10年以上前に経験した桐箱に入っているロスジェネ達の生き様です。
20代後半の箱入り娘さんにアリバイ作りをお願いされる
同僚だけど個人的な付き合いが全くなかったRさん。ある日『今度の土曜日は同じ職場のnegimenmaruちゃんちにお泊りした事にして欲しい』とお願いされました。彼氏とのお泊りがしたいのに親が厳しいのです。田舎は会社の人間も知り合いの知り合いですぐバレてしまう恐ろしい場所でこの為【しっかりとしたアリバイ作り】が重要です。アパートの場所も親に報告するという徹底さで、入社年や実家の家業・高校・大学まで報告するという田舎が大嫌いになる内容です。一人暮らししている唯一のnegimenmaruは都合のいい存在=快く何度もアリバイ作りに加担しました。
30代前半の過保護先輩の『門限』
会社の飲み会はグダグダ長引いたり2次会に行ったり、逃げるタイミングに困る場合がありますよね。当時私の先輩は、34歳にして『門限なので帰ります!』と10時前にはサッと帰宅していました。私たちは帰りたいからネタとして毎回言っていると思い笑いながら見送っていましたが、数年後本当に門限があったと判明。地元の大きな地主のお嬢様だったので納得しました。
父親に全く秘密事が無いという恐怖
30過ぎたら親に何でも言えるなんて(私の価値観では)信じられないのですが、ある女性は父親と仲良しで思い出話に限らず、好きな人がいる事や、今日あった事のすべて、例えば私の家に来て靴を揃えないなどマナーを指摘された事も全部父親に報告していました。それを知ってから私は余り指摘しにくくなり、心を通い合う自信がなくフェードアウトしました。
愛情をすんなり受け入れる娘
80歳を過ぎても自動車運転は安全運転を心掛け無事故無違反のおじいちゃんは、娘の妊娠に狂喜乱舞し、つわりが酷くなってからは片道50キロの娘の家に迎えに行き病院の送迎をしていました。迎えに行き病院で待ち娘の自宅に送り自分の家に帰る~80を過ぎ安全運転だとしても夕方や夜は危ないし疲れがあったり危険はいっぱいです。
ある日、とうとう自宅への帰り道に自損事故を起こしてしまいました。軽いむち打ちで済んだらしいですが痛みは辛いでしょう。なぜタクシーにしなかったのか。親が過保護なだけならまだしも娘さんも何も考えず親に依存しているからこのような事になるのです。
どちらかがちゃんとしていたらどうにでもなる過保護な人と受け入れる人と、他人の家庭に口を出すつもりはなくとも、面白おかしく見ているnegimenmaruなのです。