仕事を選ぶに当たって、人それぞれ優先する事項があります。家庭の事情、やりたい業種、その時々の都合があります。
しかしながら、「楽だから」「時給いいから」「友達と一緒がいい」の選択を繰り返したらどうなるのでしょう。その陰で何か目的を見つけられたら良いのですが、なんとなく20年が過ぎたロスジェネさん達が沢山います。
求人倍率0.7時代~不況だけど若さと努力で
有効求人倍率0.7%の就職氷河期に、難易度の高いとは言い難い大学に在籍した私は前にもお話しした通り、大学4年の9月になんとか地方の会社に内定しました。ただ【内定】しか考えておらず、飽き性でもあったのでこの後転職人生を歩むことになりますが、良い経験だったとしておきましょう。同級生たちは私より遥かに優秀でした。就職課の手厚いサポートを利用しコツコツ勉強を重ね、大手企業や有名企業・公務員になど、それぞれが不況にしっかり立ち向かったと思っています。
ジョブチェンジしたっていい
何十年も働くと考えたら、製造現場→事務職とか専門職→販売職とかジョブチェンジする機会もあります。最近はWebデザイナーなんかが人気ですよね。年々厳しくなる事を覚悟の上ならいくらでも挑戦すべきです。YouTuberのマリモンさんも氷河期世代でありながら現在も頑張る姿を発信し続けています。この1年間の転職活動中にマリモンさんの動画に勇気を貰いました(そして破壊的に面白かった)。
ロスジェネが選ばれる仕事は限られる
【就職氷河期世代は自己責任】との言葉も投げかけられます。すべての世代と同じく頑張った人と頑張らない人がいるのに私達世代だけ頑張らなかった人扱いされるのは不本意で悔しいです。
40歳前後のロスジェネ世代の就職戦線は数少ないイスの取り合いに変わりはありません。でもイスはあります。昔は考えられなかった小遣い稼ぎもあります。昔よりは賢く生きられる経験もあります。公的な手当や知恵を絞って、限られた選択肢の中でもう進むしかありません。