気のせいか【テナント募集】と表示のある空き店舗を多く見るようになりました。何のお店か何の会社が入っていたんだろうか、と想像をめぐらせてしまいます。好景気で『あの頃は良かった』を未経験のロスジェネ世代には、デジャヴにしか見えません。
突然の昇進にフラグが立つ
リーマンショックの頃、100人規模の不動産会社に勤務する知人が30代で部長に昇進しました。何も知らない私や友人は『すごい!おめでとうございます!!』とお祝いの気持ちを伝えました。本人は『いやいや大変なんだよ~』と話していましたが若くして部長になったんだからそりゃ大変だよって感じた記憶があります。
そこから1年もしないうちに会社は倒産しました。
どんどん人が辞めていき部長をやるしかなかったし、保守的な社風で年功序列なのに30代で部長に抜擢されるわけないんですよね。
倒産フラグに私は気付きませんでした。
テレビ製造→印刷業界→アパレル→飲食業(※今ココ)
1990年代後半に高校を卒業しテレビを製造する会社に入社した女性は、入社2年で人員削減のリストラにあい退職→印刷会社に再就職しました。しかし2000年前半はネット社会のあおりで派遣切り→ここで以前から興味のあったショップ店員になります。キラキラしているけど意外と大変だったみたいです。しかしリーマンショックで店舗が閉店→大手飲食チェーン店で正社員として忙しい毎日を過ごしていました・・・が、今回コロナ禍で出勤が制限され給与も激減したそうです。
この職歴、運が悪かったのか何なのか。