田舎の地元で働く時は気を付けて

お正月という感覚が薄いnegimenmaruです。年越しそばもおせちも作らず食べず、ストレッチや居眠りをしています。本来なら地元に帰るのもアリですが今年はセーブします。
地元に住んでいる場合は家から近い会社に通勤し、人生のすべてが地元の人も数多いのが田舎ならではですよね。しかしながら、田舎だとびっくりするほどに同級生や知り合いに再会します。私は幼馴染の親とか同級生とかそのきょうだいとか再会しまくって気まずかったです。

15年前の恋愛劇

某中規模工場に事務職として勤務するA子は、自分の勤務する工場が求人していたことから、無職だった彼氏Bとフリーターだった親友Cを会社に紹介しました。
2人とも入社に至ったまでは良かったのですが、なんとそのまま密かに付き合いだし三角関係になってしまい、最終的に結婚しました。もちろんA子との関係は大揉めしましたがそののちA子は心身を病み退職したのでした。

現在

時は過ぎ、某中規模工場は業績も好調でB&C夫婦も真面目に勤務しています。これはA子が15年前に周囲に二股かけられた事を黙っていてくれたおかげともいえるでしょう。
そんなある日、派遣社員としてA子の妹である妹子がなんと某中規模工場に就業することになりました。15年前の姉の一件は何も知りません。ただ、近くで働ける場所を探した結果の就業なのです。

なんだかおかしい

妹子は、働き始めて数日経たないうちに何かを察します。
明らかに自分を見ると避けている人たちがいるのです。

地元の会社なので同僚とのお近づきの会話は『年齢』『どこ中』『どこ高』です。そして『〇〇さんて知ってる?あなたと同級生だよ』『〇〇さんは2個ぐらい上かな』『〇〇さんは家超近所だよ』など知らなくてもいい事を教えてくれます。つまり、相手にも自分の情報が流れるのです。姉が昔働いていた話ももちろん広まります。

妹子は、就業1か月を過ぎてから姉から15年前の真相を聞き、それは驚いたそうです。同時に自分には関係が無いにも関わらず、自分の姿を見る度に恐れるB&C夫婦に少し面白みを感じてしまいました。

今日も元気に就業中

妹子は今日も明日も元気に工場で働きます。姉の事を覚えていてくれる社員も多く、顔が似ている事もあり自ら率先的にみんなと関係を作り楽しくお仕事しているようです。そして現在進行形でB&C夫婦にも積極的に話しかけています。姉を苦しめたとはいえいい大人だし昔の話です、それ以上の事はしません、ただただ積極的に話そうとするだけです。

それでも昔の話だからこそ、ただただ積極的に姉に似た顔の自分の存在をアピールするという妹子はとても楽し気に悪い顔をしています。

閉鎖的な田舎で人と関わりながら生活するためには、将来の事を考えて慎重に行動する大切さを感じました。

投稿者: negimenmaru

就職氷河期に田舎の会社へ就職し安堵。と思いきや転職→退職→リーマンショック後の不況で年収180万の派遣社員に。転職を繰り返し年収250万の正社員→コロナ禍40代でまた転職。

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