同僚は結婚式に呼ぶ道具?結婚に浮かれ痛い社会人にならないで

同僚の結婚式に出席した経験はありますか?
私はご縁があった何人かの元同僚の結婚式に出席させていただきました。職場が変わったり生活環境が変わると疎遠になるのは当然です。ただその時だけは、縁あって知り合った同僚の幸せを願っているのは紛れもない事実です。今回は友人Wの経験したガッカリ結婚式の話を聞いたのでここに残したいと思います。

結婚式に招待される

10年以上前、職場のA先輩・B先輩・そして友人Wは仲良くよくご飯を食べに行ったり遊びに行ったりしていました。時は過ぎ3人とも転職しバラバラになり、それぞれの人生を歩んでいた訳ですが・・A先輩から結婚式の招待状が届きました。

A先輩の本音

出席を早々と決めたWですが、どうやら花嫁となるA先輩はB先輩と連絡が取れず焦っているようです。住所も電話番号も変わっていたのです。A先輩は共通の知人に連絡を取り探していました。A先輩はWに焦った声でこう言いました、

『これじゃ友人席が埋まらないよおおお!!!』

それを聞いてWは少し悲しくなりました。
その後、A先輩の努力の末B先輩と連絡が取れてめでたく結婚式に出席する運びとなりました。

結婚式当日

久しぶりに会ったB先輩は元気そうでした。結婚し東北地方に在住で、今日はわざわざ東京の式場に新幹線でやって来たのです。再会した喜びと昔話に花を咲かせながら結婚式に参列し披露宴が始まります。A先輩の結婚相手は会社を経営されている2代目社長です。仕事の関係の出席者も多く、驚いたそうです。A先輩の方は数人の親類と、半年しか勤務してない職場の数人の同僚と、友人席はB先輩とWだけでした。
人数は兎も角、当時30代後半の新郎新婦や新郎の友人達がオラオラ系で披露宴を盛り上げ、新婦側の出席者は完全に引いていたのが印象的だったらしいです。

B先輩の本音

披露宴終了後、結婚式場であるホテルのラウンジでお茶を飲みながらB先輩はこう言いました。

『こんな事言いたくないけど、
  彼女との付き合いはこれっきりにする。』

それを聞いてWはとても悲しくなりました。
今回の結婚式の交通費の話題が全く出ない気遣いの無さや、連絡が取れた際にこちらの事は何も聞かずに「結婚式に来て」と自分の事ばかり言われた、と。そして友人代表としてのスピーチをお願いされたのに、本番では新郎のオラオラ友人達とのわちゃわちゃで聞いてくれてなかった事(これは主役で忙しいから仕方ない気もする)、そして今日この結婚式の内容が痛すぎた事でした。痛すぎる内容は個人によって異なりますが、私もその話を聞いたらイタタタタってなる痛さです。そして最後まで新婦側のゲストに配慮が全くない結婚式だったのです。

余談になりますが、『2次会は行かないよね?』と最初から言われたそうです。

友人2人だけだし、義理でちょっと顔出そうと思ってたのに失礼極まりないです。
もうあの頃の3人には戻れません。

ゲストへの気遣い

結婚式は主役がお祝いしてもらう場所、では終わりません。かつてある人が『ゲストにお披露目させてもらう時間だ』と言っていました。相手への配慮は大切なんです。
自分たちの心が病んでいると周りの優しさに気付けない時があります。逆に自分が幸せで周りの事に気付けない時もあるのだろう、と私は考えます。
どう見てもWとB先輩は【体裁の為】にお呼ばれしたと思います。それがなんとなく伝わってしまったんでしょうね。

結婚式のメンツ合わせの為に【付き合いの浅い同僚】や【過去の人になっている元同僚】を呼ぶ際は大切に扱わないと、こうやってブログに愚痴を書かれてしまうかもしれません。

投稿者: negimenmaru

就職氷河期に田舎の会社へ就職し安堵。と思いきや転職→退職→リーマンショック後の不況で年収180万の派遣社員に。転職を繰り返し年収250万の正社員→コロナ禍40代でまた転職。

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