職場で勧誘を受けた経験はありますか?
趣味であったり宗教であったり、勧誘された経験は大小あるかもしれません。スポーツの趣味のサークルとか興味があれば良いのですが、全くその気が無いとしつこい勧誘は不快です。
仲の良い同僚Aちゃん
当時30代の友人Yがスーパーに勤務していた時代の同僚に20代のAちゃんという明るい女性がいました。シフトも一緒になる事が多く、年齢は離れていますが妹のような信頼関係ができたみたいです。Aちゃんは〇〇ックマというクマちゃんのキャラクターが大好き。バックも中身の文房具などの私物もかなりその趣味が反映されているし、自家用車にも小物やぬいぐるみがあったり筋金入りといった感じです。特に、車内の大きいぬいぐるみは名前をつけて溺愛していました。
一緒に楽しみませんか?
キャラクター好きなのは問題ありません。しかしAちゃんは仲良くなったYにこのキャラクターへのの熱い思い(?)をバックヤードでの休憩時間に毎回ひたすら話すのです。 〇〇ックマ のグッズを頻繁にプレゼントしたり『今度ゲームも発売されるんです~かわいい!楽しみ~』と最新情報も毎回提供します。この頃からAちゃんとシフトが一緒になるのが少し怖くなったと言っていました。
勧誘&洗脳始まる
Aちゃんの洗脳活動は続きます。その毎日のめげない努力は他に生かした方がいいわけですが・・・。Yには自分の趣味があるし、そもそもYは当時生活が非常に苦しく、キャラクターを買い漁る金銭的な余裕もありません。精神的にも追い詰められていったようです。
Xデーが来た
しつこい洗脳活動が始まって4か月程経った頃、シフトが重なった日の休憩時間にいつものように某キャラクターの話を話し始めるAちゃん。我慢して話を聞くYに笑顔でこう言いました。
『Yさんをぜっっったい
〇〇ックマ 好きにして
みせますからねっ!!』
その瞬間、Yは飲んでいたペットボトルを床に打ち付け発狂。
『あんたの遊びに付き合ってる暇は無いのよ!!!』
その怒鳴り声は店舗の売り場のお客様まで聞こえてしまったのでした。
押し付けはいけません
我慢の限界でキレたYでしたが、温和なYがキレるには相応の理由があり当然あらすじを知っている周囲の助けもあって、簡単な注意で終わりました。
Aちゃんには今後は店舗やYに某キャラクターの話をしないことを上司からお願しました。居にくくなったのはAちゃんのほうです。あっさり退職されたそうです。
自分の好きな人が自分の好きな物を一緒に楽しんでくれたら、って思う事はあります。でも押し付けになってしまったら何の意味もありません。
車内の溺愛ぬいぐるみも悲しい顔をしているかもしれません。
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すっごく面白かったです。でも、面白がってはいけないのでしょうね 😓
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ありがとうございます!この話を聞いたときには私も面白がってましたー。後々笑えなくなりましたが。
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