給料微増の階段

ロスジェネ世代として生を受け、2000年問題を大学生として通り過ぎ、就職氷河期の荒波を乗り越え低賃金の正社員で食いつなぎ、リーマンショック後の年収180万超極貧派遣社員生活を経験して初めて分かった給料UPの感触。
一度給与が下がったらなかなか上げる事は難しく、運や努力が必要です。
これは10年以上前の思い出話・・・
 

極貧+時給100UP

10年以上前の派遣先が変わった時の出来事です。その頃も交通費は支給されておらず、家賃や生活費も考えると厳しい状態には変わりありませんでした。
しかし、100円上がるとすると残業ナシ毎日7.5時間就業でも750円、一ヶ月20日で15,000円収入が増えます。されど100円です、カードローン使用地獄から卒業し水道光熱費も支払い遅延がなくなりました。給料日にスーパーのお総菜売り場の半額お寿司を2パック購入したりささやか過ぎる幸せ噛み締め系でした。
 

極貧+時給250円UP

時給が超極貧時代から250円も増えました。結構収入が上がると思いきや、派遣先の就業時間が7.5→7時間/日となり、少しずつ給与が増加となりました。私はここでなぜか調子に乗ってしまいます、車がだいぶ古くなり買い替えしたのです。
しかも、返済プランを超タイトに組み毎月の返済額35000円。家賃や生活費もあるのに何考えてたんだろう。この時は車の買い替えで生活が上向いた感じは全くしませず、今度はカード分割払い地獄で苦しみます。
 

年収250万時代

ここでは派遣社員でなく直雇用になり月収だったので給与の計算がしやすくなりました。そして、自分とさほど給料が変わらないはずの独身同僚たちが実家暮らし(貧しくはない)という事もあり旅行や趣味でエンジョイしておりその空気に乗り私も見栄を張って【フリーローンまで借りて】旅行もチラホラ行きましたし【リボ払い】にも手を染めアパート引っ越しもしました。
そんな沼から救ってくれたのは自分自身です。副業に精を出し私は節約より副業で問題解決が自分には合っていました。
 

現在

上を見たらきりがないし家賃手当があるわけでもないけれど、落ち着いた生活を送っています。
気軽に自動販売機でお茶が買える
コンビニに頻繁に行けるのでレジのオバチャンと顔なじみ
虫歯治療に気兼ねなく行ける
これだけでも経済状態の改善を噛みしめられます。

先日、高級な厚手のタオルを奮発して購入したけれど洗濯後に乾くまで時間が非常にかかるので失敗しました。

私は、正真正銘の庶民だなあって思いました。

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投稿者: negimenmaru

就職氷河期に田舎の会社へ就職し安堵。と思いきや転職→退職→リーマンショック後の不況で年収180万の派遣社員に。転職を繰り返し年収250万の正社員→コロナ禍40代でまた転職。

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