今考えると本音と建て前がありつつバシッと社会の厳しさを体感したのは新卒の就活でした。先日ニュースになりました【大東亜以下】のメール問題もロスジェネにとっては甘酸っぱい思い出かもしれません。
エントリーではじかれる
私の時代は既にネットがありましたから、Webで応募しまくりはじかれまくりました。今思うと、文章能力も今以上に酷く落とされて当然かもでしたが当時は100%学歴フィルターだと思っていました。どちらにしても新卒内定率最悪の時代ですから、学歴フィルターだったのでしょうけど…
容姿と清潔感は大切
私が採用担当者だったら、(表向きは要旨差別はないけど)甲乙つけ難いとしたら顔で選びます、必ず。そして清潔感の大切さです。ボロボロのスーツ、ひどくすり減らしたヒール、ボサボサの髪、昔は能力だけで戦おうとしていました。大学4年生に知識は多少あれど能力など未知数です。
有名私大生の学生だらけの採用試験会場
運よく有名企業の2次試験に進んだ時、会場の受付で大学名と名前言うじゃないですか、皆さん有名大学で驚いた経験があります。私、自分の大学名を小さな声で言いましたもん(母校ごめんなさい)。他の大学の人、どこ行ったよ。
やっと掴んだ内定で田舎の会社に入ったら
地元である田舎の会社に内定を貰い入社すると、大卒の同期も無名大学、先輩方も一流大学の人はいません・・失礼ながらほっとします。そもそも大卒も少なく、会社によって世界が違うなあと感じました。そして当然ながら学歴だけで仕事は決まりませんが。但し、今度は逆の現象が起きます。数少ない大卒者は「大卒のくせに」「大卒でしょ?」と言われ仕事がまわされるのです。逆学歴フィルターにかけられている気がしました。
今も昔と同じ
採用されたら誰よりも頑張る、とか自信が有るとか、そんな思いは誰だって同じで、
必要な資格や経験のフィルターに漏れたら、今あるものを生かしながら仕事を見つけ、通信教育で学歴ロンダリングや転職で経歴ロンダリングで遠回りでも自己実現を目指 したいと思います。
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