20代のサビ残ノルマ満載プチブラック企業時代、若かった私は欲望の塊でした。収入は少ないけれどいろいろやりたかったです。
銀行に行きたい
当時はネットバンクが始まるか始まらないかの時代でした。そして有休も99%取得不可能の職場でした。その為、土日休みが良いか悪いか私はただ銀行の窓口に行き(ささやかな額ですが・・)積み立て定期を始めたいだけなのに、平日の銀行の営業時間内に行く事が出来ません。
郵便局に行きたい
銀行と同様、郵便局の窓口にも行けません。郵便局の窓口でしか支払えない振込用紙があるんです。ATMでは×で窓口の受付の領収印がないとダメらしいのです。ですから銀行同様に平日の郵便局にも行きたくてたまりませんでした。
平日に食事や飲みに行きたい
毎日仕事は早くて20時、遅いと23時でした。しかもサービス残業だと更に心身がクタクタになります。時々、金曜日に19時上がりで同僚と会社から近くの店でご飯を食べたのは楽しかったです。しかし、職場の友人と違い学生時代の友人などと平日会うのは至難の業です。職場から友人との待ち合わせ場所に直行しても時間がかかりますし、何より居酒屋だったとしたらお酒を飲んだら仕事の疲労で眠気がどっと出てしまいます。
歯科医院・病院に行きたい
普段なら土曜日に行けばいい話ですけど、緊急の場合が問題です。そもそも収入が少ないので後々にまわし悪化してある日突然歯の激痛や体調の不調の場合もそこから更に我慢してからの~早退でした。結果、医療費が余計にかかります。
会社に行きたい(まさかの)
若い頃は真面目で責任感が強く、自意識過剰でもあった為に「会社で土日もサービス出勤して仕事すれば巻き返せる」と思ってしまいました。ですので正確に言えば一番したかった事は【仕事】になります。
そんな思考回路になっていたのなら、退職して正解だったと思います。
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