現場での経費削減には2種類あります。
①会社が潰れそうで経費削減 ②自分の実績の為に経費削減です。
私negimenmaruは②の経費削減に出会う機会が多く、そして厄介です。
支社長の経費削減
私のいる支社へ着任した支社長さん。意気揚々?という表現が似合う『やってやるぞ感』が漲っていました。着任一週間後、50個入りクリップを購入したら呼び出され『いくらでもかき集めたら買わずに済むだろう!!』と皆の前でお叱りを受けました。想像するに【最初だから威厳見せとく】系です。
かき集められられなかったので床を掃除して落ちているクリップを集めている様を見せたり自宅で要らないカラフルなクリップ(ということにしている)を持ち込んでいたら【クリップ買って欲しい】と声が挙がり購入の承認が下りました。
お局の経費削減
勤続20年のお局様は経費に厳しいロスジェネ40代です。備品の購入は彼女が取りまとめており、勿論無駄な備品の購入はいけないので喜ばしくはありますが彼女の場合はちょっと違います。
マジックを10本入り1箱お願いすると1本しか購入しません。ラップを5本お願いしても2本届きます。何かの間違いかと思いきや、それが彼女のやり方でした。
どうやら社内ニート(ただ仕事しないだけ)らしく見積もりを取ったりの作業を増やしたいが為に小分けに発注するのです。そして備品購入の簡単な作業の時間を増やし、メインの仕事を蔑ろにしているのです。また、100円の物であっても『なぜそれが必要なのか』『これで代用できないのか』を熱心に調べ上げます。
たいそうな残業代をかけて。
